大切にしていること
ひと昔前、犬のことで問題があると
「バカ犬」と言われました。
その後、少しずつ理解が進むと
「しつけのできない飼い主のせい」と言われました。
でも実際はどちらが悪いわけでもなく
飼い主さんは、
愛犬がなぜそんな行動をするか分からない
何とかしたいけど犬への伝え方が分からない
そして犬は、
犬として生きているだけ!
(人のルールなんて知らない)
というのが大半です。
そんな悪気のないかわいい動物・犬と
愛犬を想う飼い主さんの間を取り持つのが私の役目だと思っています。
あたりまえのことですが、
犬は私たちとは違う種(しゅ)の動物です。
本来の習性を無視したり
人間の価値観を押し付けてしまうと
問題が生じてきます。
だからと言って
犬と自分を狼の群れそのものにあてはめていては、肩ひじ張って疲れるだけで
良い関係から遠ざかってしまうでしょう。
大切なのは
犬という動物を理解し
子を育てる寛容さで
時に情ではなく 冷静に科学的にみること
ほめる・叱る だけではなく
教える・受け入れる にも重点を置くこと
犬は日々成長して 成熟して 老いていきます。
私たちより数倍早く!
子ども時代から看取ることができるなんて
ある意味幸せなことではないでしょうか。
手を焼いているうちがハナかもしれません。
せっかく出会った大切な存在だから
一緒にいる時間がより楽しくなるよう前に進みましょう。
「いてくれるだけでありがとう」
という感謝の気持ちと共に。